もやしのレベル: 6巻まで読了
初のBLレビューです。初なので、ソフトな作品でご紹介。 BLはサイト分けるか悩んだんですけどね~~ ワードプレスでドメインそのままにして分ける方法、難しくてわからなかったw
なので、このままいきます。
ある意味シンデレラストーリー、かな? だけど地味でリアル
つい先日6巻発売となり、次巻でとうとうエンディング? の雰囲気が出てきましたー!
30歳になってもいまだ年齢=彼女ナシで童貞君の安達。かわいそうに思った女神さまがある魔法を授けます…。そう、それは触れると触れた人の心の声が読める力。満員電車でいろんな声が聞こえるし、全然いいことない日々だったのですが、ひょんなことから同期の同僚(男)、黒沢が自分に思いを寄せているらしい…と気づくのです!
同僚は社内一のイケメンで成績優秀な人気者。社員旅行に行こうものなら女性たちの戦いが繰り広げられるほど。そんな彼がさえない自分に恋心を感じているなんて、???の連発です。
場面は仕事中が多いのですが、主人公の安達くんたちが勤めている会社はピカピカなイケてる大企業でもなさそうだし、社内でも特に目立つ存在でもなく、服装も地味(というかダサイ)、というのがやけにリアルです。
攻の(テンション高い心の)声がうるさい笑
そんな中で安達君に思いを寄せる黒沢くん。
この、黒沢くんの心の声がうるさい笑 顔には全然出ていないのにめっちゃ心の中はハイテンションでしゃべりまくっていて、コマがしょっちゅう心の声で埋め尽くされていて。笑
これがちょー笑えるのです!
しかしそこは仕事ができる男、黒沢。心の声と実際の表情、仕事ぶりは完全に反比例。そのギャップがまた面白いw あと腐キャラが出てくるのもまた面白いんですがw
他にも同じ魔法使い仲間とか、陽キャ後輩とか、けして派手展開はないんですが、どのキャラもみんな個性的で面白いです。
えちレベルは?
正直かなりソフトなので、BL苦手な方でも大丈夫なくらいです。
エロいシーンはほぼないです。
もろ描かれていなくて、あってもにおわせぶりな雰囲気なので、描かれていないところで妄想が膨らむ系でもあるのですが。
全巻通しで見ている者としては、絶対ないとは言いませんが(ネタバレになるしで)。
設定がBLというくらいで、基本路線はラブコメという感じですかね。
でも、もやしとしてはエロいシーンがなくても、 というかこの話はエロいシーンの描写はあってはならんと思うのですよ。
ときどきえっ、この先もしかして…? というのありますが、読み進めて無いとわかったら良かった~と思えるストーリーなのです!
ドラマ化もされたしで(公式サイト https://www.tv-tokyo.co.jp/cherimaho/ )BLにちょっと興味ある、という入門者の方でも安心してどうぞー!
著者 豊田悠 発行 スクウェア・エニックス 雑誌 ガンガンpixiv レーベル ガンガンコミックスpixiv